バーベルの種類と使い方|筋トレに差をつけるなら!

バーベルの種類と使い方を確認していきます。バーベルには複数の種類があるので、それぞれの利点などを基に使い方を理解しておくだけで、他の人との筋トレに差をつけていくことが出来ます。

barbell-types

スポンサーリンク

バーベルの種類や使い方を見ていきましょう。

バーベルには様々な種類のものがあります。一般的に良く知られているストレートバーやEZバーから、中には名前も聞いたことがないようなバーベルまでがあり、特殊な種類のバーベルなどはその使い方に戸惑うこともあるかもしれません。

特に筋トレで上達していこうと思うと、これら多くの種類のバーベルを如何に利用していくかが、少しずつ差になってきて、最終的な大きな筋トレの成果の違いになってくることもあります。

これからバーベル筋トレに本格的に取り組んで、筋肉を大きくしていくためにも、一度バーベルの種類とそれぞれの使い方について確認してみましょう。

まずは一般的なバーベルの種類から紹介して、その後に特殊なバーベルの種類を紹介していきます。

スポンサーリンク

一般的によく見るバーベルの種類と使い方

まずは一般的にも良く見かけるバーベルの種類と使い方を紹介します。

一般的なバーベルには、ストレートバーとEZバーの二つがあるかと思いますが、簡単にその特徴や使い方を説明していきます。

バーベルの種類① ストレートバー

OK barbell row

ストレートバーはその名前の通り、見た目がまっすぐ、つまりストレートな形状をしたバーベルのこと。

基本的にバーベルを指す場合に、誰もが思い浮かべることが出来る種類のバーベルで、通常、ジムなどのパワーラックにあるバーベルは、このストレートバーになります。

ストレートバー自体にも、いくつかの種類があり、一般的に見るのが10kgと20kgのバーベル(10kgのバーベルはショートバーと呼ばれ、20kgのバーベルはオリンピックバーとして知られる)で、そこに15kgのバーベルも加わり、基本的には3つの種類があると言えます。

使い方の特徴

この真っ直ぐな種類のバーベルの使い方に関して挙げられる特徴として、高重量の筋トレを行う際に向いているといった利点があります。

特に筋トレBig3と呼ばれる、ベンチプレスデッドリフトスクワットなど、一つの動作に多くの関節や筋肉が関与することで、より高負荷の挙上が可能なトレーニングに最適です。

但しストレートバーは、バイセップカールを行う時など、バーベルを肘関節を回外した状態(手のひらを真上に向けた状態)で持つ必要があり、この状態で大きな負荷が掛かると、手首や肘関節に大きなストレスを与えてしまうといった弱点もあります。

バーベルの種類② EZバー(Wバー)

ez bar 1st

ストレートバーとは形状が異なる物として、ストレートバーほどではないにしろ、比較的一般的にも知られている種類のバーベルとしてEZバー(Wバー)と呼ばれるバーベルがあります。

EZバー(Wバー)はその名前が示す通り、Wのように波打つ形をしたバーベル。

ジムによっては、EZバーもフリーウェイトスペースに置いてあることがあります。

使い方の特徴

EZバーは、ストレートバーと比較すると、そこまでの高負荷に耐えられるような設計にはなっていません。

しかし逆に、ストレートバーが弱点とする手首や肘関節への負担が少なくなるように設計されたものになり、その波線の内側の部分をグリップすることにより、肘関節が完全に回外状態になることを防ぎます。

そのため、特にバイセップカールなどの、どこか単一の筋肉を安全に鍛えていくといった目的においては効果的な種類のバーベルになります。

特殊なバーベルの種類

次に特殊な種類のバーベルを紹介していきます。

以下に紹介するものは、通常ではなかなか手に入りにくいものや、ジムへ通っていても遭遇することもあまりないバーベルになるので、ちょっとした知識として知っておくと良いかと思います。

バーベルの種類③ トラップバー(ヘックスバー)

trap-bar

トラップバーはここで紹介する特殊な種類のバーベルの中では、比較的一般にも知られているバーベル。

トラップバーは、バーの中に人が入れるような形状になっており、そしてサイドに持ち上げるための持ち手が付くことで、特にデッドリフトやスクワット、ファーマーズウォークのような筋トレを行う場合に重宝されるバーベル。

この専用の持ち手を握って立ち上げることで、姿勢などをそこまで意識しなくても、比較的楽に真っ直ぐと立ち上がることが出来るようになります。

使い方の特徴

トラップバーに関しては様々な意見がありますが、よっぽど上級レベルのパワーリフターなどではない限り、その最大の利点である専用の持ち手によって、トラップバーは魅力的な選択肢の1つとなり得る種類のバーベルです。

専用の持ち手があるおかげで、バーベルを体の重心近くに簡単に維持することができます。

そしてこれは理論上、リフティングの安全性を高める効果があると言え、通常のストレートバーを利用した筋トレのフォームが固まっていない筋トレ初心者や、腰などに不安を抱えている人にとっては利用価値が高いバーベルになるかと思います。

逆に、トラップバーの欠点の1つは、スリーブ(プレートを取り付ける部分)が短いこと(※ものによってはこの点が改善されているものもある)。

一番薄いプレートを使っても、十分な重さのウェイトを取り付けることが難しいといった欠点があります。

そのため、基本的には高重量のトレーニングを目的としていない人や、筋力をこれからつけていく段階の筋トレ初級者・中級者ぐらいまでにおすすめでしょう。

バーベルの種類④ フットボールバー(スイスバー)

swiss-bar

フットボールバーは別名スイスバーとも呼ばれている種類のバーベル。

バーベルの中央部に、縦の持ち手(物によっては斜めの持ち手も含まれる)がいくつか平行して並んでいる特殊なバーベルの一つです。

このフットボールバーレベルになると、恐らくジムでもなかなか見かけることは無くなってくるかと思います。

使い方の特徴

フットボールバーは、その縦に並ぶ持ち手を握ることで、手のひらがお互いに向きあった形を作ることが可能。このグリップ方法はニュートラルグリップと言われ、最も力を出しやすいグリップと言われています。

特にバイセップカールや、トライセプスエクステンションなどといった、一つの筋肉群を集中して鍛える筋トレ種目(アイソレーション種目)での利用がおすすめ。また、肩に掛かる負担が少なくなるといった利点もある種類のバーベルになります。

もちろんベンチプレスなどに利用することも可能です。

しかし、ベンチプレスなどにこのフットボールバーを利用する場合、ラックに引っ掛けることが難しいため、セットごとに毎回床へ置かなくてはいけなく、その際に重いバーベルを操る必要が出てきます。

バーベルの種類⑤ トライセプスバー

トライセプスバーはフットボールバーと同じようなバーベル。違いとしては、バーベル中央にある縦の持ち手が、左右に一つずつしかないことが挙げられます。

そのため、フットボールバーが、筋トレごとにそれぞれの縦の持ち手を変えて、グリップの位置を調整しながら行えるのに対して、トライセプスバーでは、グリップの位置が常に固定してしまうといった欠点があります。

それ以外の使い方の特徴に関しては、ニュートラルグリップでバーベルを扱うことが出来、アイソレーション系の筋トレ種目などにおすすめといった感じで、基本的にフットボールバーと同様なため、ここでは詳しい説明は省きます。

バーベルの種類⑥ バッファローバー

buffalo-bar

バッファローバーは、ストレートバーのバーベルシャフトが元々ゆるくカーブしたような形状になっている種類のバーベル。

一見すると、重いウェイトの負荷で曲がってしまったように勘違いされがちですが、実は意図的に曲げてあるバーベルです。

ストレートバーと同じように、高重量を扱えることが出来る種類のバーベルでもあります。

使い方の特徴

バッファローバーの使い方として主な利点は、スクワットを行う時に肩にかかる負担を軽減出来ること。

バッファローバーを使用する時の両手のグリップの位置は、上の画像でも分かる通り、ストレートバーを使用する時より低い位置になります。そのため肩を怪我している場合や、肩の柔軟性が低い場合に効果を発揮します。

また、様々な種類のバーベルの中でも、通常のストレートバーを使用する時と同じやり方でスクワットできるのはバッファローバーだけ。つまりバッファローバーを使っても、ストレートバーを使う時と同じスクワットができるということになります。

もちろん他にも肩にバーベルを担ぐ動作が入った筋トレ種目には同じようにおすすめで、肩にバーベルを担ぐ必要がないベンチプレスなどにも利用することは可能です。

全体的に見て、バッファローバーは万人向けで優れた種類のバーベル。バッファローバーを使用してバーベルランジグッドモーニングなども行ってみましょう。

バーベルの種類⑦ キャンバードバー(スクワット用)

cambered-bar-squat

この特殊なバーベルは、その見た目がとても奇妙に映る種類のバーベル。

プレートを取り付けるスリーブの内側が急に曲がることで、山なりの形状を作り出しており、その部分を肩で担ぐことが出来るバーベルです。

そのため、基本的にはバーベルスクワットなどのように、バーベルを担ぐ動作が含まれる筋トレ種目を想定して作られたバーベルになります。

一般的なジムでは見つけるのが難しいかもしれませんが、筋トレ上級者や本格的なトレーニーが集まる一部のジムなどには置いてあることもあるバーベルです。

使い方の特徴

この特殊な種類のバーベルは、バッファローバーと同様、肩にかかる負担を軽減します。

しかし、それ以上に優れている特徴として、スクワットの動作に変化をもたらす効果がある点を挙げることが出来ます。

キャンバードスクワットバーを使った時、まず始めに気付くことは、このバーベルの不安定感。ウェイトが前後に揺れ動くため、リフターは筋肉の緊張をしっかりと保ち、筋肉をコントロールしなくてはなりません

特にキャンバードスクワットバーを使ってスクワットする際の立ち上がる動作(コンセントリック/ポジティブ動作)は注目すべき。

バーベルが不安定なため、ボトムポジションから持ち上げる時に通常の速さで動作することができません。そのため通常のストレートバーを使う時より、筋肉をさらに緊張させる必要があります。

このように、キャンバードスクワットバーを利用すると、通常のスクワットでは手に入れることが出来ない刺激を筋肉へ送り、筋肉の慣れを防いで成長を促進していったり、バランスを維持するのに大切な体幹の筋肉へより大きな効果があったりします。

逆に言えば、この不安定さのため、筋トレ初心者に対してはあまりおすすめ出来ないバーベルの種類であるとも言えます。

バーベルの種類⑧ キャンバードバー(ベンチプレス用)

cambered-bench-press-bar

キャンバードベンチバー(別名マクドナルドバーとも呼ばれる)は、キャンバードスクワットバーのように、バーベルシャフトの中央部が山なりに曲がっているバーベル。

スクワット用のキャンバードバーと違い、プレートを付けるスリーブの内側すぐのところから急に曲がるような形にはなっておらず、また曲がり方も浅いのが特徴です。

このキャンバードベンチバーも、一般的なジムではまず見かけませんが、本格的に筋トレを行うような人が集まるジムでは置いてあることもあります。

使い方の特徴

キャンバードベンチバーは、ベンチプレスのボトムポジションにおける筋力を強化するといった、使い方上の特徴があります。

というのも、この山なりの部分があるため、ベンチプレスでバーを下げた時に胸に当たるまでの距離が増え、その分、下へバーベルを下げていくことが可能になり、より広く筋肉の可動域を使っていけることになるからです。

リフターの多くは、ベンチプレスのボトムポジションから中間までの範囲を苦手としていますが、このバーベルはその範囲における筋力を強化します。

しかし逆に、可動域が広いせいで肩や胸筋に負担がかかるリスクが伴うといった欠点もあると言えます。

また、このバーベルは肩に負荷をかけるため、重いウェイトをつけた時に扱うのが困難であるといった側面もあったり、バーベルを持ち上げた時にシャフトが傾きやすいので、それがまた大きな負担につながったりします。

基本的には、かなりの筋力がついている筋トレ上級者にとっては、使い方さえ間違わなければ効果的な種類のバーベルであると言えるかと思います。

バーベルの種類⑨ セーフティスクワットバー

safety-squat-bar

セーフティスクワットバーは、バッファローバーやキャンバードスクワットバーと同じように、スクワットを行う際に肩を守るために型どられた特殊な種類のバーベル。

バーベルを担ぐ際に、肩口にちょうど当たるように取り付けられた持ち手を持つことで、リュックを背負うような体勢でバーベルを固定できます。

このバーベルも一般的なジムにはまず置いてはおらず、よっぽど筋トレ上級者向きのジムなどでないとまずお目にかかれません。

使い方の特徴

すでに触れたとおり、セーフティスクワットバーは、他にも紹介した特殊な種類のバーベルと同じく、肩にかかる負担を軽減しますが、その他にも利点があります。

セーフティスクワットバーを使ってスクワットや、バーベルを担ぐ必要がある他の筋トレを行うと、下半身と背中全体を強化することが出来るのです。

というのも、シャフトの曲がった部分によって体が前方に押し出されるため、体を真っ直ぐに維持しようとする力を使う必要があり、その結果、姿勢を維持するために必要な体幹の筋肉の強化に大きな効果を発揮するようになるためです。

筋トレの達人レベルになると、このバーベルを使ってスクワットする時、意図的に背中を少し丸めて行うといった使い方をするぐらい。

逆に言えば、この特殊な種類のバーベルを利用したスクワットは、筋トレの初心者にはあまりおすすめしません。

セーフティスクワットバーを使うスクワットの動作は、通常のスクワットの動作とは大きく異なるため、通常のスクワットのフォームやテクニックを学ぶことが出来なくなってしまうためです。

分割タイプのバーベルってどう思う?

次の筋トレ記事もおすすめ

バーベルの種類と使い方|筋トレに差をつけるなら!のまとめ

バーベルの種類やそれぞれの使い方について解説してきました。

バーベルにも様々な種類があることが分かったかと思います。これからバーベル筋トレを始めようという人は、是非紹介したバーベルの特徴などを覚えておいて、それぞれの場面で最適なバーベルを利用していきましょう!

ぴろっきーでした!

スポンサーリンク

シェアする