筋肉やダイエット、遺伝子の関わりは???肉体改造SP7回目

muscle diet gene

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前回の記事、筋トレやダイエットの成功には体型・体質を知ろう!肉体改造SP6回目、では筋肉のつきやすさやダイエットの成功しやすさ等は体型・体質によって変わるので、自分にあった筋トレやダイエットのプログラムを作って取り組む必要性があることをお伝えしました。

ここで、なぜある人は他の人より筋肉がつきやすかったり痩せやすかったりするのか疑問に思いませんか?その理由として、また、肉体改造を成功させるためにも覚えておくべき、10個の遺伝的要素をお話ししていきます。

これを覚えておくことで、どんな要素が筋トレやダイエットを行った時に影響して、同じトレーニングでも人によって効果の差を生じさせるのかを理解できるようになるので、自分が理想とする体を手に入れるために役立つこと間違いなしです。

それでは、早速ご紹介していきましょう。

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基礎代謝

基礎代謝は言ってみれば、ご自身の体の基本となる最低限必要となるエネルギー代謝の量です。例えば、毎日の生活の中での呼吸、血液循環、消化などの体の機能の維持に必要なエネルギー代謝を総合した量になります。

身長、体重、年齢などによって幅が出てきますが、一般的な日本人の成人の場合、

  • 男性で1200~1600kcal
  • 女性で1000~1300kcal

が基礎代謝として必要だとされています。

ここで覚えておいていただきたいのは、一般的には上でも述べた通り、身長や体重によって変わってくると考えて間違いないのですが、実は身長、体重などが全く一緒だった場合も基礎代謝量に差が出てくることがあるのです。

その原因の例を挙げると、甲状腺、内臓量、筋肉量などの要素が影響しており、ある人は基礎代謝が非常に活発であるのに対して別な人はそこまで基礎代謝が活発でない場合もよくあります。

metabolic rate

脂肪細胞の数

脂肪細胞は人によって生まれた時に、他の人と比べて多かったり少なかったりします。また通常は女性の方が男性より脂肪細胞を多く持っていると言われています。脂肪細胞の数が他の人より多ければ多いほど、ダイエットをして効果を出すのにより時間がかかったり、努力が必要だったりします。

ちなみに、

  • 一般の健康な成人:250~300億個
  • 太り気味な人:約750億個
  • 超肥満な人:2500~5000億個!

の脂肪細胞を持っていると言われています。

脂肪細胞は数も増え、一つずつの大きさも大きくなります。しかし、残念なことに手術をして脂肪を取り除かない限り、脂肪細胞の数だけは減らすことができません。脂肪細胞は急激な体重増加の際に数を増やしてしまうので、体重は常に監視しながら急激な体重増加は気を付けましょう。もし、すでに肥満で脂肪細胞が多い方でも、適正な栄養と筋トレを行えば脂肪細胞を小さくして痩せることができるのでご安心を!

cell

筋繊維の数

脂肪細胞と同じように、人はそれぞれ持って生まれた筋繊維の数があります。筋繊維はそのサイズを太く大きくする肥大をすることもあれば、逆に細く小さくする萎縮をすることもあります。今科学的に言われていることとしては、脂肪細胞と違い、筋繊維はその数を増やすことはしません。よって、生まれつき筋繊維の数が多い人は、少ない人に比べて筋トレの効果がすぐに出たり、簡単に筋肉を大きくできたりします。

muscle fiber

筋繊維の種類

ちなみに筋繊維には大きく分けて遅筋と速筋の2種類があります。遅筋は、耐久力や長時間の運動が必要な(例:マラソン)際に必要とされる筋肉で、逆に速筋は重いものを持ち上げたり、パワー・瞬発力を必要とする運動において必要になる筋肉です。人によってこの遅筋と速筋の割合が違うので、それぞれの得意分野の差になってきます。ちなみに、ジムなどで筋トレをして効果が出やすい人は速筋の割合が遅筋の割合より高い場合が多いかと思います。

muscle gene 2nd

筋肉と骨の接合部(着点)

人間であれば、特定の筋肉は特定の骨と接合されています。しかし、いくら同じ筋肉が同じ骨と接合していたとしても、その接合部(着点)が人それぞれ微妙に違っているのです。この微妙な違いが実際に体を動かす時に人によっては大きな機能的なアドバンテージとなることもあります。

たまに、一見自分と同じような体格の人が信じられないほどの力を出せることに気づくことがあるかもしれませんが、それはこの着点の違いが影響している可能性があります。

手足の長さ

手足の長さも筋肉の強さや基礎代謝へ影響してきます。運動や筋トレの種目等によってどちらが有利化は変わってきますが、通常長い手足の方がエネルギー代謝が高くなる傾向にあります。

limb length

関節の大きさ

関節の大きさも体の姿形を形成する上で大きな影響があり、どんな運動や筋トレで力を発揮できるかに影響が出てきます。そしてその得意な運動や筋トレが長期的に見ると、ダイエットでの効果にも影響を及ぼしてくることもあります。しかし、関節の大きさは直接的にはダイエットの効果の出やすさに影響はありません。

ここで、自分の関節の大きさが大・中・小のどのグループに属するのか確認してみましょう。片方の手で、もう片方の手組を握ってください。

  • 手組を握った時にもう片方の親指が中指を超えて握れた → 小さな関節
  • 手組を握った時にもう片方の手の親指と中指がくっついた → 中くらいの関節
  • 手組を握った時にもう片方の手の親指と中指がくっつかない → 大きな関節

※一般的には女性は小さな関節を持つグループに属する傾向があるようです。

消化力の違い

人それぞれ消化器官の形や大きさは様々です。そのため、外見的には慎重や体重が同じような人たちでも、同じ食べ物を摂取した際にどの程度吸収され、そこで基礎代謝エネルギーとして使われるかはかなり変わってきます。一つの例を挙げると食道の幅は人によって4倍も変わってくるそうです!びっくりですね!他にも胃の大きさも人によっては他の人より6倍も8倍も大きかったりするそうで、これが大食漢とそうじゃない人の違いだったりします。

また、消化に関連する体の器官以外にも消化酵素、胃酸、消化に携わるホルモンの分泌量なども人によって変わるので、これが他の人と比べてある人が食べ物を消化しやすかったり吸収しやすかったりの差になります。なので、消化力の違いも筋トレやダイエットの効果に影響するんですね!

digestive strength

食品に対するアレルギーや好き嫌い

人によっては生まれつき特定の食物に対してアレルギーや過敏に反応してしまうことがあります。典型的な例で言うと、牛乳アレルギーやグルテン不耐 症などがあります。生まれつきのアレルギー以外にも長年の食生活の中で、好き嫌いが出てくることにより、多くの人が好きなものを比較的多く摂取するようになり栄養バランスが無意識のうちに崩れてくることがよくあります。その結果、体からは何かしらのシグナルが発せられていても、それを無視して好きな食物に偏りすぎてしまい、最終的に健康を害してしまったり、筋トレやダイエットをした際になかなか効果が出なかったりします。

炭水化物寛容性

人により摂取した炭水化物(つまり 糖分)への反応が変わってきます。炭水化物(糖)へ不寛容な体質を持つ人の場合、血糖やインスリン に関する病気や障害(糖尿病等)に比較的かかりやすかったり、食欲を抑えるのが難しかったりすることがあります。もちろん炭水化物寛容性は様々なレベルがありますが、不寛容であればあるほど、炭水化物や糖分を取ったときに悪影響を受けやすくなります。

このことが、どんなにご飯やラーメン等の炭水化物を多く含む食品を大量に食べても健康的で全く太らない人もいれば、逆に、同じ食事をしようものならすぐに脂肪がついてしまったり、エネルギーもなく気分が冴えなかったりしてしまう原因の一つなのです。

筋トレやダイエットに興味があれば以下の記事もチェック!

いかがでしたか?

今回は、筋肉のつき方やダイエットにおいて遺伝的な体質や要素がどのように影響するかを10のポイントにまとめてご紹介しました。こうしてみると、実はとても不平等なことが分かります。でも、逆にその違いを理解して受け入れることによって、自分の肉体改造の目的に合う最良の方法を考えて実行していけます。

次回からは、体型や体質をカテゴリーに分けて、それぞれの説明そして最も最良と思われる食事やトレーニングの方向性、考えていくべきことを考察していきましょう。

(前回)

筋トレやダイエットの成功には体型と体質を知ろう!肉体改造SP6回目

(次回)

筋トレダイエットは体型別に!肥満型の対策とは?:肉体改造SP8回目

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