ヘンププロテインと効果|筋トレやダイエットにもおすすめな植物性タンパク質

ヘンププロテインと、その効果について知っていますか?筋トレやダイエットにはもちろん、健康全般に優れた効果を持つプロテインの一種です。

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ヘンププロテインは、自然界の中で見つけられる植物性タンパク質としては、最も優れたタンパク質の一つ。

筋トレやダイエットを行って健康増進を図っている人は、是非知っておきたい優れた効果を持っていて、さらにホエイプロテインカゼインプロテインといった動物性タンパク質の代用品として、ヴィーガン(完全菜食主義者)の人などには特におすすめ。

動物性のプロテインパウダーなどを利用できない時は、ヘンププロテインのパウダーが最良の選択肢の一つになってきます。

またヘンププロテインは、他にも、動物性タンパク質にはあまり含まれることのない栄養素が含まれるため、ベジタリアン以外の人でも利用を検討してみたいタンパク質源とも言えます。

そのヘンププロテインに関して、筋トレやダイエット、他にも健康全般に関しておすすめしたい効果を紹介していきます。

まずは、ヘンププロテインに関して詳しく知ることから初めていきましょう。

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ヘンププロテインパウダーとは?

ヘンププロテインとは「麻の実」を原料として作られた、植物性のタンパク質(プロテイン)。

麻の実と言っても、このヘンプは、大麻であるカナビスとは違う種類の麻の実(以降、当記事ではヘンププロテインの原料となる麻の実を「ヘンプ」と呼んでいく)

その大きな違いとは、中枢神経系に作用して、精神活動に影響を与える成分であるテトラヒドロカンナビロール(THC)やカンナビノイドが、ヘンプにはほとんど含まれないか、含まれても人間の神経に影響しない程度(0.3~1.5%)しかないのに対して、カナビスには5~10%かそれ以上が含まれているという点。

このTHCなどの含有量の違いにより、ヘンプは食べても問題なく、精神への影響もないため、健康で合法な食材。

さらに、良質なタンパク質を含むため、タンパク質を摂取する原料としても有効であり、ヘンプを粉末状にしてプロテインパウダーとしても利用価値が高いものとなります。

ヘンププロテインは完全タンパク質!?

また、ヘンププロテインは植物性タンパク質の中でも、筋肉をつけるために利用していきたいプロテインとして、大豆を原料としたソイプロテインと同じぐらい支持されることが多いプロテインでもあります。

というのも、基本的にヘンプは、体内で生成が不可能な9種類の必須アミノ酸(トリプトファン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、ロイシン、ヒスチジン)を全て含み、完全タンパク質とされるから。

筋肉を作るためには、この必須アミノ酸がどれか欠けると上手く合成されなくなるため、同じタンパク質を摂取するなら、不完全より完全タンパク質の方が圧倒的に利用価値が高くなる。

これが、ヘンププロテインが優れたタンパク質源である一つの理由になります。

(こぼれ話)解釈の変わるヘンププロテイン

ヘンププロテインが完全タンパク質かどうかは、アミノ酸の含有量をどうやって解釈するかによってまちまち。

例えば、Examine.comでは、リジンの含有量が少なく、ロイシンも比較的少ないため、ヘンププロテインは不完全タンパク質であるとしている。

それに対して別のソースでは、含有量に関係なく、全ての必須アミノ酸が含まれていることには変わりないため、完全タンパク質であるとしていたり。

ただ、一般的には「ヘンププロテインは完全タンパク質」という解釈の方が優勢ではあるかと思います。

ちなみに、動物性のタンパク質は完全タンパク質です。

ヘンププロテインは健康な脂質を含むとしても有名

さらに、ヘンププロテインが支持されるもう一つの理由が、豊富に含まれる健康的な脂質。

特に、必須オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が、健康的だと言われる1:3(この点は議論が分かれることろ。1:1や1:4と言われることもある)の比率で含まれているのが特徴。

特に、ヘンプにはなかなか他の食材では摂取しにくい、オメガ6系の脂肪酸であるガンマ・リノレン酸(γリノレン酸/GLA)が多く含まれているとされている。(GLAは血糖値の改善・高血圧症の予防や改善などにも効果があると言われる)

このヘンプの特徴が、ヘンププロテインが筋トレやダイエットのみならず、健康全般に優れていると支持される大きな要素の一つになります。

ヘンププロテインパウダーの味ってどんな感じ?

ヘンププロテインパウダーは、一般的なホエイプロテインやカゼインプロテインパウダーとは原料が異なってくるため、もちろん味に関しても大きな違いが出てきます。

人によってその感じ方が違うので、正確なことは伝えられないとしても、基本的には僅かにナッツのような風味がする味がベースとなっているのが特徴。

もちろん、プロテインパウダーによっては、味付けされたものもあるので、好みに合わせて選んでいくことで、味に関しては気にせず利用していけると思います。

(普段飲んでいるホエイプロテインとは全く異なるので、その点は理解した上で飲めばびっくりすることなく利用できるはず!?)

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知っておきたいヘンププロテインが持つ効果

ヘンププロテインがどのようなものか分かってきたところで、次にヘンププロテインが持つ効果を見ていきましょう。

ここでは、筋トレやダイエットに関してのことを含め、他にも知っておきたい、主だった健康効果を紹介していきます。

ヘンププロテインの効果① タンパク質の摂取源として

タンパク質は人体のあらゆる器官を作っていくための、最も基本的で重要な構成要素。

筋肉や臓器、他にも骨、また細胞から人間の代謝や活動に影響を与えるホルモンまで、あらゆるものがタンパク質から成り立っています。

そのタンパク質を摂取するためにも、ヘンププロテインはおすすめ。

完全タンパク質でもあるとみなされるヘンププロテインは、動物性タンパク質には及ばないものの利用効率も高い。

そのため、体を作っていくためのタンパク源として、動物性のタンパク質を摂取出来ない人にとっては特に利用価値が高いものになると言える。(他の多くの植物性タンパク質は、必須アミノ酸を完全には含んでいないため、利用効率が悪いものが多い)

日々正常にタンパク質を摂取しなければ、体重が減りにくかったり、疲労がとれなかったり、他にも情緒不安定になるなど、多くの健康上の問題に直面することは珍しくありません。

高タンパク質なヘンププロテインパウダーは、筋肉を維持・成長させたり、健康にダイエットしていくだけなく、日常生活を問題なく送るためのサポートをしてくれると言えます。

ヘンププロテインの効果② 体の機能を正常化

またヘンプには、必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が、理想的とされる1:3の割合で含まれる。

その結果、体の機能を正常に保ったり、悪玉コレステロールを減らして逆に善玉コレステロールを増やしたりといったことが起こり、循環器系の健康を向上させ、心臓病を予防していくといったことも期待出来るとされている。

また、筋肉をつくったりダイエット中に美しい皮膚を保つためにも、脂質は欠かせないため、健康的に肉体改造をしていくためにも効果が高いものになると言えます。

ヘンププロテインの効果③ 骨粗鬆症のリスクを下げる

ヘンプは豊富な値の必須オメガ6脂肪酸である、ガンマリノレン酸(GLA)を自然に含んでいるのは紹介した通り。

必須脂肪酸、特にGLAとオメガ3脂肪酸のエイコサペンタン酸(EPA)を十分に摂取していないと、これらの脂肪酸を通常量摂取する人々に比べ、骨量の減少のリスクが高まると示唆されている。

例えば、メリーランド大学メディカルセンターの研究は、GLAとEPAのサプリメントを摂取した女性は、プラシーボ(偽物の薬)の摂取を続けた女性に比べ、摂取し続けた期間の骨量の減少が少なくなり、被験者の多くの女性には骨密度の向上も見られたと報告していますUniversity of Maryland Medical Center, 2015)

この結果から考えるとヘンププロテインの摂取が、骨粗しょう症のリスクを下げるために効果がありそうだというのも頷けますね。

ヘンププロテインの効果④ 腸を洗浄して便利も解消する!?

ヘンププロテインパウダーは、水溶性および不溶性(水に溶けない)の食物繊維を豊富に含みます。

これらの豊富な食物繊維は腸を自然に洗浄して、便秘を解消したり、体内をデトックスする作用があります。

また、食物繊維の摂取は、大腸ガンの予防にも大切だとされているため、大腸ガンの予防といった観点からもヘンププロテインは良いかも。

日本には便秘がちな人が多いので、ヘンププロテインの腸の洗浄効果を上手く利用できれば、筋トレやダイエットと同時に、体内までも綺麗にしていけるかもしれませんね。

ヘンププロテインの効果⑤ 糖分への欲求が減ってダイエットに◎

また、上で触れたヘンププロテインに豊富に含まれる食物繊維は、血中グルコースの値(血糖値)を調整していく役割も持っています。

血糖値が急激に下ると、脳にエネルギーを十分に供給出来なくなり、生命活動にとって最も大切な脳を守るために、人体は血糖値を上げようとして、糖分への欲求が高まることになる。

しかし、ヘンププロテインの食物繊維で血糖値を安定させておけば、そのような突然の血糖値の減少が起こらず、無意味に糖分を摂取することもなくなり、痩せようと思っている人にとっても、無理なくスムーズに体重を落としていくことにつながっていきます。

ダイエットにおいてヘンププロテインは、タンパク質だけでなく、豊富に含まれた食物繊維の効果にも期待ってことですね。

ヘンププロテインの効果⑥ 免疫機能も高める

ヘンププロテインは、その約2/3(65~67%)がエデスチン(ヘンプに見られる特殊なタンパク質)という、グロブリンタンパク質(動植物の組織にある非水溶性のタンパク質)の一種によって構成されています。

このヘンプの主要なタンパク質であるエデスチンは、最も消化しやすいタンパク質であり、さらに人間の体内で確認できるタンパク質にとてもよく似ているとされています。

その結果、細胞の修復などに利用するには理想的なタンパク質であり、傷付いた細胞や体の組織の修復を促していくためにも効果が高いと考えられています。

また、ヘンププロテインの残りの1/3(33~35%)のタンパク質は、アルブミンというタンパク質。アルブミンも吸収効率が良いとされるタンパク質です。

アルブミンは血液量を調整するといった役割を持っているため、ヘンププロテインを摂取していくことで、血液を通した体組織へのエネルギー供給が正常に行われることになり、免疫力や対組織の修復力を維持していくことになる。

このような点から、ヘンププロテインは、免疫力の維持・向上や、体細胞の修復力向上などといった効果に関して、高いものを期待していけると言えます。

ヘンププロテインにデメリットってあるの?

ヘンププロテインが持つ効果について紹介してきましたが、最後にデメリットだと思われるヘンププロテインの特徴をちょっとだけ紹介しておきます。

動物性タンパク質に比べて見劣りする生物価

生物価とは、体が吸収したタンパク質のうち、どの程度の割合のタンパク質を実際に体内に保持したかを表す値。

その生物価を見ていく場合、ホエイプロテインが100以上(104~106)で、卵のタンパク質が100なのに対して、ヘンププロテインは87(参照:biPro

これが何を意味しているかというと、同じ量のプロテインを摂取したとしても、体に保持されて利用されていくのは、どうしても動物性のタンパク質、特にホエイや卵のタンパク質と比較すると見劣りしてしまうこと。

動物性タンパク質の摂取が可能で、純粋にタンパク質を摂取することが目的の場合は、やはり完全タンパク質としても圧倒的な、ホエイプロテインなどを利用した方が良いということになります。

脂質の含有量が多い

また、ヘンププロテインの特徴である豊富な脂質は、裏を返せば、脂質を避けたい筋トレの減量期にいる人や、ダイエット期の人にとっては、デメリットになる可能性もあるってこと。

ヘンププロテインを利用する際は、体重を減らす減量期などは避けるようにしたり、他の食事で摂取する脂質の量と上手く調整しながら利用していく必要が、出てくると言えるかもしれません。

胃腸に違和感を覚えることもあるかも

ヘンププロテインに限らず、どの種類のプロテインについても言えることですが、人によってはヘンプに含まれるタンパク質が合わなく、胃腸に違和感や不快感を覚えることがあるかもしれません。

ヘンププロテインを利用する度に下痢が起こったり、お腹にガスが溜まってしまったりといったことが続く場合は、利用を避けた方が良いかもしれません。

これがヘンププロテインパウダー

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ヘンププロテインと効果|筋トレやダイエットにもおすすめな植物性タンパク質のまとめ

ヘンププロテインについて、その簡単な紹介から効果、さらにはデメリットについてまで見てきました。

ヘンププロテインは、動物性タンパク質の利用が出来ない人にとっては、おすすめのプロテイン。

また、それ以外の人にとっても、優れた健康効果を提供するため、興味があれば利用を試してみるのが良さそうです。

ぴろっきーでした!

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