筋トレを嫌い・苦手と感じている人が、筋トレを好き・楽しいと感じられるようになれば、筋トレが持つ素晴らしい様々なメリットを享受していけるようになります。筋トレ嫌いを変える方法を紹介します。
- 筋トレが嫌い
- 筋トレが苦手
このように感じているとしたら、それは非常にもったいないかも。
筋トレは、本来であれば楽しいものであり、自分の健康を増進してくれる、とても優れた方法の一つ。
しかも、ボディビルダーやトップアスリートを目指すのでなく、健康を維持するために筋肉を鍛える程度であれば、そこまで辛いトレーニングに励む必要もなく、気軽に楽しめる娯楽でもあったりします。
しかし、一度筋トレのことが嫌いになってしまったり、苦手になってしまうと、なかなかその筋トレの楽しさに気づけなくなってしまうのも事実。
そこで、筋トレが嫌い・苦手と感じている人こそ確認しておきたい、筋トレを楽しいと思え、筋トレ好きになるためのちょっとした方法を10個紹介していきます。
筋トレに対して苦手意識があるなら、確認必須です!
筋トレ嫌い・苦手を「好き・楽しい」にする方法
筋トレが嫌い?だったらフォームに関係なく腕立て伏せを今すぐ10回やってみて!
筋トレが嫌い・苦手だと思っているのであれば、今すぐにフォームに関係なく腕立て伏せを10回やってみましょう。
何かに対して嫌いだとか苦手な意識を変える唯一の方法、それは、ナイキのキャッチコピーにもある通り”JUST DO IT.“、つまり「ただ、やる」ってこと。
腕立て伏せのように、自重のトレーニングで、正しいフォームでなくても怪我のリスクが少ない筋トレであれば、完璧に出来なくても安心して行えます。
筋トレが嫌いな理由の多くは「食わず嫌い」の状態。
そんな食わず嫌いの状態で、とってもメリットがあって楽しい筋トレを嫌いになってしまっては、非常にもったいない。
完璧さを一番の敵にしない、上手く出来ないことを気にしないで、「始める」ことこそ最も価値の高いものと考えて、腕立て伏せを始めてみましょう。
何かを行うにあたって、「始める」のが一番大変。でも、始める際のストレスは、始めてしまえばすぐに消えてしまいます。
もし腕が弱かったり、肩が痛い場合は、代わりにスクワットを10回、または腹筋運動を10回やってみてもOKですよ!
Just Do it!
筋トレが苦手な人は最小の目標を立ててみて!
例えば、一週間に1回ジムへ行くでもいいし、1セット10回の腕立て伏せを1週間に3セット行って見るでもOK。
でも、実際始めてみたら、結局1週間にジムへ1回以上行っていた、1セット10回の腕立て伏せを合計10セットぐらい1週間の間にやっていたなんてことになって、自分に自信が持て、さらに筋トレに対しての苦手意識もなくなってくるはず。
そうやって、気持ちの面でもポジティブになりながら、肉体の変化を感じ始めると、今まで嫌いだと思っていた筋トレが楽しくて好きなものへ変わっていきますよ。
時間じゃなくて筋トレメニューに集中して!
今すでに筋トレに取り組んでいるけど、毎回のトレーニング中に早く「早く筋トレの時間が過ぎてくれないかな・・・」と思いながら時計を見ているなら、筋トレに集中するためにも、筋トレメニューを作ってみましょう。
毎回の筋トレセッションを時間で設定してしまうと、時間が経つのが遅く感じ、結局筋トレが苦痛な時間に感じ始め、楽しいと思っていた感情も薄れてきて、いつの間にか嫌いという感情が生まれてしまうかも。
そうならないためにも、毎回の筋トレの前にその筋トレセッションでこなすべき筋トレメニューを用意して、時間ではなく、そこに含まれる筋トレ種目を一つずつ終了させていくことに集中しましょう。
こうすれば、一つ一つの筋トレ種目をこなすことに意識が向き、いつの間にか時間が経ってしまい、終わった後には爽快感しか残らなくなりますよ。
もしもジムに通っているなら、トレーナーに自分にあった筋トレメニューを作ってもらえるか聞いてみましょう。
難しいことは考えずに今日やったことを次の筋トレでもやって見るのが苦手意識を取り除くコツ!
もし自分の人生や生活習慣を変えたいのであれば、一気に全てを変えようとせずに、まずはたった一つのことを変えることに集中する。
たったそれだけで、徐々に物事は変わっていきます。
ただ、その一つの習慣を真に変えていくためには、長期的な変化を起こしていく必要がある。
そこで大切なのが、なんといっても「継続」。
筋トレが嫌い・苦手だと思っている人の中には、この継続が出来ないために、そのようなネガティブ感情を持ってしまっている場合があるかも。
そんな時は「1日おきに上半身と下半身を分けて鍛えなくて良いの?」とか「運動後にプロテインを飲まなくても良いのか?」など、難しいことは気にせず、まずは今日やった筋トレを次の筋トレでも繰り返すことに集中してみましょう。
1度出来たことを再度繰り返すだけなら、特に苦手意識なく取り組んでいけるはず。
そのように、まずは筋トレをやることを習慣化していけば、自ずと筋トレが楽しいと思い始め、もっと小難しいテクニックや知識を応用していくようになるはずですよ。
自分の成長を記録していけば筋トレが楽しいものに変わる!
だったら、筋トレでも同じように感じられる工夫をしていきましょう。
その方法はとってもシンプル。一週間に1~2回、自分の体重や体脂肪率、他にも腕周りなどを図り、それを記録しておくだけ。
このように客観的な数値を記録しておくことで、小さな成長でも頭で理解しながら、楽しみとして捉えられるようになりますよ。
特に、筋トレに対して苦手意識が芽生えそうな時に、今までつけた記録を見てみましょう。
その際に、少しずつでも記録した数字が伸びていれば、それがまたモチベーションを高めて維持するキッカケになります。
嫌いになる前に新しい筋トレ種目にも取り組んで!
人も筋肉も、毎回同じことを繰り返しているだけだと、その刺激に慣れてしまい、どんどんつまらなさを感じていきます。
このようなマンネリ化の状態になると、徐々にその物事がつまらなく感じ始め、やがて興味を失ったり、最悪嫌いになってしまうなんてことになります。
これは筋トレだって同じ。
もしも、普段行っている筋トレが、毎回同じ内容になってしまい、それが筋トレに対してモチベーションが上がらない理由になっているのであれば、新しい筋トレ種目などに取り組んでみましょう。
例えば、普段ダンベルで行っているのであれば、ケトルベルを利用して行ってみてはどうですか?
他にも、重いウェイトトレーニングだけではなく、もっと全身をバネのように使って、発揮出来る筋力を高めるプライオメトリクスのトレーニング方法に取り組んでみるのだってアリ。
今行っている筋トレ種目ではないトレーニングに取り組んで、今一度筋トレの楽しさを感じていきましょう。
筋トレが嫌いな理由は誰かのために行ってるからじゃない?
筋トレを頑張って肉体改造に励んでいるのが「辛い」と感じていませんか?
今筋トレを行っているのはなぜでしょう?
もしかしたら、他人にどう見られたいかというモチベーションばかりが先行して、あまりにも完璧を求めすぎるあまり、自分で筋トレを窮屈なものにしていませんか?
それって、自分のために筋トレを行っているというよりは、他人のために筋トレを行っているってことになってしまっているとも言えるかも。
自分がどう見られるかを気にしてもいいけど、もしもそれで筋トレが嫌いになってしまいそうなら、もっとトレーニングの中での筋肉や関節の動かし方に集中して、自分の体の動きに楽しみを見出していくのがおすすめ。
それこそが、筋トレを楽しいものへ変えて好きにし、本来の自分らしい最高の体を手に入れるための秘訣です。
苦手意識があるならサンドイッチ効果を試してみて!
もしも特定の筋トレ種目(特に筋トレメニューの最初に行う種目)に苦手意識を持っていて、その筋トレ種目のせいで筋トレが嫌いになりかけていたら、サンドイッチ効果を狙ってみると良いかも。
サンドイッチ効果は、ちょっとした交渉術の方法なんですが、相手にネガティブなことを伝える際には、まずポジティブなことを伝えて、その後にネガティブなこと、そして最後にまたポジティブなことを伝えるって方法。
サンドイッチのようにネガティブなことをポジティブなことで挟んでメッセージを発信することから、サンドイッチ効果やサンドイッチ方法と呼ばれています。
- ポジティブなこと
- ネガティブなこと
- ポジティブなこと
このように物事を進めていくと、ネガティブなことが強調されなくなるため、受け手側としては心理的な障壁がない状態で、客観的にそのネガティブな指摘を受け入れやすくなり、相手を納得させやすくなる。
このテクニックを、筋トレにも当てはめてみましょう。
つまり、
- 得意な筋トレ種目
- 苦手な筋トレ種目
- 得意な筋トレ種目
といった感じで、筋トレメニューを進めていく。
このように、苦手で嫌いな筋トレ種目を、得意な筋トレでサンドイッチすることにより、心理的な障壁が低くなり、筋トレメニュー全体としてはもっと楽しい形で進めていくことが出来るはずですよ。
筋トレが苦手で嫌いなのは室内っていうのも理由になってない?
筋トレを行う最も一般的な場所って大抵は室内だと思います。
でも、もしも筋トレが苦手だとか、筋トレが嫌いと思っているなら、あえて筋トレを室内で行うのではなくて、外で行ってみると良いかもしれませんよ。
天気の良い日に外へ出て、緑がある近所の公園や、海の綺麗なビーチなどで、器具を利用しなくても出来る腕立て伏せなどの筋トレ種目を行ってみましょう。
室内の筋トレとは全く違った、新鮮な感覚を感じられるはずです。
それによって、筋トレに対してのイメージも代わり、筋肉を動かすことが好きになってくるかもしれません!
仲間に道連れにされるのも良い方法!
筋トレを一人で行う代わりに、仲間と一緒に行ってみるのだって、筋トレを嫌いから好きにするおすすめな方法。
筋トレ自体に苦手意識を持っていても、一緒にいて楽しい仲間が周りにいることによって、その時間が楽しいものになり、徐々に筋トレに対してのネガティブ感情がなくなっていくかも。
また、その仲間達が筋トレでもっと高みを目指すような人たちだったら、筋トレに対して身が入らなかった自分もいつの間にか道連れ状態になっているはず。
こうなったら、筋トレ好きから後戻りは出来なくなります。
ちなみに、米国医師会が運営するJAMA Internal Medicineに投稿された研究によると、配偶者が筋トレを行う場合、人はおよそ5倍も筋トレを行う確率が高まるといった結果が出ていて、一緒に筋トレを行う仲間の影響力が示唆されていますよ!(参照:JAMA Network)
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筋トレの嫌い・苦手を「好き・楽しい」に変える方法10選!のまとめ
筋トレが嫌い・苦手と思っている人が、筋トレを「好き・楽しい」と感じられるように変える方法を10個紹介してきました。
筋トレに対してネガティブ感情を持っているなら、ポジティブな感情を持って筋トレを楽しんでいけるためにも、紹介したちょっとしたコツを参考にしてみてください!
筋トレキャンプでした!