筋トレの間食も大切な場合があります。筋肉を維持して大きくしたいなら、筋トレの間食についても理解して、おすすめな食べ物を参考に摂取していきましょう。
筋トレの間食について考えたことありますか?
通常であれば筋トレの前と後にしっかりと栄養補給をしておけば大丈夫だと言われます。
しかし、筋トレの前後に栄養補給が出来ない場合など、逆に筋トレ中に食べ物を食べることで筋肉に必要な栄養を供給し、トレーニング内容を筋肉の成長へ結びつけていくことが可能になります。
そんな普段は見落としがちな筋トレの間食について、まずは筋トレで間食が必要なケースを理解していき、その後に間食としておすすめな食べ物を5つ紹介、そして最後に、確認しておきたいポイントをまとめていきます。
筋トレで差を出していくためにも、間食について一度確認していきましょう!
目次
筋トレで間食をしておきたい場合とは?
筋トレ中に間食をするということは、ほとんどの人の場合あまり必要ないかと思いますが、場合によっては間食をしておいた方が良いケースもあります。
まずは、筋トレ中の間食がなぜ必要になるのかを確認していきましょう。
筋トレ前後(特に前)に十分な栄養が摂れない時
筋トレを開始してから、「やばい、筋トレ前に必要な栄養取り忘れた!」なんて思ったことありませんか?
又は、筋トレ前は会社があるため、しっかりと十分なエネルギーを取ることが出来ないなんて場合もあるかも。
筋トレにおいて間食が必要になるケースの一つに、十分な栄養を筋トレ前後、特に筋トレ前に摂ることが出来ないといったものを挙げることが出来ます。
ボディビルダーのように筋肉を大きくしよういうわけではないにしろ、今の筋肉量を維持したいなら、タンパク質や炭水化物の補給は必要。
体は血中に十分なエネルギーが無くなってしまうと、筋肉を分解してエネルギーを取り出し、使ってしまいます。
そのため、筋トレの前や後に十分な栄養を摂ることが出来ない場合などは、筋トレ中にしっかりと間食しておくことが効果的になります。
もしも筋トレ前に十分な栄養が摂れていないというのであれば、間食を活用するべきですが、その際の判断基準として、次のポイントを覚えておけば良いかと思います。
筋トレの直前までに、
- 20-40gのタンパク質を摂取している
- 40-80gの炭水化物を摂取している
どちらか一方でも基準に満ちていない時は、筋トレ中にガス欠状態になり筋肉が分解されてしまうことになるかもしれません。それを防ぐためにも、筋トレ中に間食をすると良いかと思います。
ちなみに、理想的な摂取比率は、タンパク質:炭水化物が1:2(1:1も許容範囲ではある)になること。
上手く調整していくようにしましょう。
筋トレの時間が長くなる場合
多くの人にとって、このケースは当てはまることはありません。
しかし、高負荷の筋トレを休み休みであっても長時間行ったり、筋トレメニューに有酸素運動のトレーニングも含めたりして60分以上行っているという場合は、筋トレ前に摂った栄養が全て使われてしまって、体内からすでに無くなってしまっているかも。
こんな時にも筋トレの間食が必要になってきます。
特にトレーニング時間が60分を超えて90分になる場合などは、ほぼ確実に血中にあるアミノ酸(タンパク質が分解されたもの)の濃度が不十分になっているはず。
そんな時には、筋トレの間食としてBCAAを、炭水化物(糖分)も取れる電解質入りのスポーツドリンクと一緒に摂取するといった間食方法がおすすめです。
こうすれば、筋肉の分解を抑制していくだけでなく、トレーニング中の疲労回復にもつながり、パフォーマンスの水準をより高いままにして、トレーニングを続けていくことが可能になってきます。
筋トレの間食におすすめの食べ物
筋トレの間食が必要なケースを確認したところで、筋トレの間食におすすめな食べ物を次にいくつか紹介していきます。
筋トレ中にエネルギー補給が必要だと思った時などには、検討してみると良いでしょう。
おすすめの食べ物① プロテインパウダーを溶かしたジュース
プロテインパウンダーを溶かしたジュースは、筋トレの間食の食べ物としてとってもおすすめ。
まず、ジュースとして飲めるため、噛み砕く必要もなく簡単に体内へ摂取出来るところが優れています。
さらに、ジュースによっては糖分(炭水化物)を含んでおり、場合によっては電解質(ナトリウム・カリウム・カルシウムなど)を含んでいるものもあります。
筋トレ中に汗をかくことでこの電解質がどんどん失われていくことになりますが、実はこれら電解質が少なくなると筋肉の収縮力を弱らせたり、筋肉の痙攣などを引き起こす可能性があるため、電解質を十分に摂取しておくことも重要になるのです。
そのため、タンパク質・炭水化物・電解質を一気に取れるような、プロテインパウダーを溶かしたジュースはとってもおすすめな間食方法だと言えます。
おすすめの食べ物② プロテインバー(特にホエイタンパクを含むもの)
プロテインバーも筋トレの間食としておすすめな食べ物の一つ。
プロテインバーは持ち運びも可能で、ジムなどへも簡単に持っていけるので、筋トレ中に間食が必要になった時用に常に一緒に持っていくと良いかも。
手頃に食べることが出来て、必要なタンパク質や炭水化物などが含まれているものが多いため、エネルギー補給に最適。
また、プロテインバーを筋トレの間食として利用する場合は、ホエイプロテインが含まれているプロテインバーをチョイスするのが大切。
ホエイプロテインはプロテインの中でも吸収が早いため、筋トレ中などのように直ぐにエネルギー補給したい場合などに、特に有効です。