バイパートレーニング|ViPRという効果的な器具を知っていますか?



バイパートレーニングを知っていますか?独特なコンセプトにより全身を効果的に鍛えているレーニング器具の一つ、ViPRを利用したトレーニングです。

バイパートレーニングについて見ていきます。

トレーニング器具には、いわゆるダンベルやバーベルなどの広く一般的に認知されているものから、バランスディスクなどマイナーだけど目的とする能力を伸ばす上では非常に効果的なものまで、多種多様なものが存在します。

そんなトレーニング器具の中でも、ViPR(バイパー)という器具を耳にしたことはありますか?

このバイパーは、いわゆる筋トレ器具として筋肉増強につながる上、それ以外の身体能力も高めていけるとされるオールマイティーな器具です。

今回は、そのバイパーについて、特徴から効果、トレーニング方法の参考例、そして正規のバイパーを利用するにあたり確認しておきたいことまでを紹介していきます。

ViPR(バイパー)とバイパートレーニングとは?

ViPR(バイパー)とは、負荷を掛けた状態で様々な動きを行えるようにデザインされたトレーニング器具。

いわゆる筋肉増強のための筋トレと、実戦での動きのギャップを埋めることが可能だとされる運動器具です。

筋トレと実戦での動きには、

  • 筋トレ
    • 筋肉増強が目的なため、必ずしも実戦での動きに直接結びつくわけではない
  • 実戦での動き
    • 同時に筋肉を増強できるとは限らない

といった違いがあるわけですが、バイパーを使ったトレーニングでは、この二つのギャップを埋めることが可能であるとされます。

つまりバイパートレーニングとは、筋肉へ負荷をかける筋トレと、筋肉増強とは違う目的を持った動きを組み合わせたトレーニングであり、多くの目的に適った効果を総合的に得られる運動であると言えます。

そんなバイパーは、2010年にバイパーを使ったトレーニングが注目を浴びたのをきっかけに、その後も多くのフィットネス器具が開発されるなか、今でも効果的なトレーニング器具として支持され続けています(参照:origin FITNNES

実際、海外では、

  • NHLホッケーチーム
  • メジャーリーグベースボールチーム
  • NFLアメフトチーム
  • NBAバスケットボールチーム
  • サッカープレミアリーグチーム
  • ラグビープレミアシップチーム
  • F1ドライバー
  • オリンピック選手
  • 軍隊
  • 警察官
  • 消防

(参照:viprfit.com

といった各機関において、また国内では、

  • オリックス・バファローズ
  • セレッソ大阪
  • 国立スポーツ科学センター
  • 札幌国際大学
  • 東海大学 野球部
  • 関西学院大学 アメリカンフットボール部
  • 法政大学
  • 大阪体育大学
  • ゴールドジム表参道 (東京都渋谷区)
  • その他多くの大学やパーソナルトレーニングジム

(参照:ViPRジャパン

といった機関や施設において、フィットネスまたはトレーニング目的で利用されています。

(豆知識)ViPR(バイパー)が生まれた背景

ちなみにバイパーの製作は、農家で育つ子供からインスピレーションを受けたことがキッカケになったよう。

農家で育った子供は日々の生活の中で、「負荷の掛かった動作」を自然と行っており、そうでない子供と比べて運動能力が高いという点に着し、そこへ安全に利用できるというコンセプトを掛け合わせることで、バイパーが生まれたそうです。

(参照:viprfit.com

バイパートレーニングの効果とは?

負荷をかけながら様々な動作を繰り返せるバイパートレーニングでは、効率よく筋肉やその他の結合組織を強化していくと同時に、多様で可変的な動きを起こしていく上で大切な、バランス感覚、俊敏性、パワー発揮、持久力、柔軟性などの向上を期待していけるとされます。

また他にも、カロリー燃焼による体重の管理や、日常生活のコンディショニング、実戦のスポーツにおけるパフォーマンス強化にも効果を期待していけます。

バイパーには「全身の統合」という、

「動作を効果的に生み出すためには、すべてのムーブメントや能力において、全身(神経筋、筋膜、骨、皮膚、心肺機能)を使う必要がある」

(引用:ViPRジャパン

と定義される、「バイパーの中核をなす概念」が存在し、そのことが、実戦での動きに直接繋がる能力を伸ばしながら、多種多様な効果を生み出していくのです。

さらに、バイパートレーニングは、非常に簡単なものから難易度の高いものまで存在するため、個々人の体力レベルや目的に合わせて柔軟に変化させていけるのも、優れたメリットになります。

バイパートレーニングの参考例

さて、ViPR(バイパー)について、その基本的な概要から期待できる効果までを見てきましたが、ここからはバイパーを利用したトレーニングの参考例をいくつか紹介していきます。

バイパートレーニング① ラテラルティルト

ラテラルティルトは、バイパートレーニングの中でも初心者から効果的に行っていける方法。

Fitness First Freestyle exercise – Lateral Tilt – ViPR

バイパーを床に立てたらその上部に手をあて、バイパーを傾けながらいわゆるサイドランジの動作を行っていきます。

サイドランジでは、お尻の大臀筋や太もも前面の大腿四頭筋、そして内ももの内転筋群などを鍛えられるわけですが、バイパーを一緒に倒していくことで、もう少しだけ負荷を加えて、それら筋肉群を強化していきます。

また、重量のあるバイパーをコントロールしていくことで、肩や腕周りの筋肉の強化にもつながってきます。

バイパートレーニング② アイススケーター(ラテラルバウンド)

バイパーを両手で持ったら、アイススケートの選手のような動きで左右にダイナミックな動きでサイドステップしていくトレーニング方法。

Fitness First Freestyle exercise – Ice Skater – ViPR

主に下半身の筋肉である大臀筋や大腿四頭筋を中心に、体幹の強化にもつなげ、バランスや安定性を鍛えるために最適なエクササイズだと言えます。

また、ダイナミックな動きを繰り返すため、続けていくと心拍数を高く維持でき、それによって有酸素運動としての効果も期待していけます。

バイパートレーニング③ スクワット&プレス

一般的な筋トレでも取り組まれることのあるスクワット&プレスを、バイパーを利用して行うトレーニング。

Fitness First Freestyle exercise – ViPR Squat and Press – ViPR

バイパーを負荷としたスクワットで下半身の筋肉増強を、そして、プレス(押す)動作によって、腕や肩周りの筋肉増強に大きな効果を期待できます。

また、いつもはダンベルで行っている場合など、バイパーに変えてスクワット&プレスを行うことで、その形状の違いから異なる体のコントロールが必要となり、体幹をさらに強化していくことにもつながるかと思います。

バイパートレーニング④ ゴリラクロール

ゴリラクロールはゴリラが前進するような動作を行っていくバイパートレーニング方法。

ViPR gorilla crawl

両手で掴んだバイパーを床に置いて前傾姿勢を取ったら、体幹と下半身の力を使って前進していきます。

動き自体は簡単であるものの、バイパーの重量が負荷として掛かるため、続けていくと、正しい姿勢を維持する上で大切な姿勢支持力や、心肺機能の強化につながってくるかと思います。

バイパートレーニング⑤ バイパーシャベル

バイパーの中央と片端を支えるようにして握ったら、シャベル(またはスコップ)を使って土を掘るような動作を繰り返していくトレーニング方法。

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Fitness First Freestyle exercise – ViPR Shovel – ViPR

全身を使う動作の中で膝関節を屈伸させていくことで、主に太ももの大腿四頭筋を中心として下半身全体を鍛え、また、バイパーを握った腕をダイナミックに動かしていく際には、腕、肩、背中の筋肉を鍛えていきます。

さらに、動作中は常にお腹を引き締めておく必要があるため、腹筋を中心とした体幹の筋肉も強化していくことにつながります。

バイパートレーニング⑥ ランジオーバーショルダー

バイパーを両手で斜めに体の前に握り、ダイナミックな動きを通して下半身から上半身までを鍛える比較的上級者向けのバイパートレーニング。

Fitness First Freestyle exercise – Lunge Over Shoulder – ViPR

片足を前方へ大きく踏み出し腰を下げていくランジを行うと同時に、体の前で握ったバイパーを肩の上にダイナミックに振り上げていく動作を繰り返します。

結果、バイパーによって負荷を追加しながら下半身全体を強化すると同時に、肩周りの筋肉から体幹までを鍛えられ、また、繰り返すことで心肺機能強化にも有効になってくるため、総合的なトレーニングとして非常に高い効果を期待出来るかと思います。

バイパートレーニング⑦ プランク・ウィズ・プル

体幹トレーニングであるプランクに、バイパーを利用してプル(引く)動作を加えたトレーニング方法。

Fitness First Freestyle exercise – ViPR Plank with Pull – ViPR

プランクの姿勢を維持することで、体には後方から負荷がかかり続けるため、その負荷に抵抗するためにお腹前面の腹直筋を中心とした体幹が強化され、床に置いたバイパーを上下に引くことで、腕、肩、背中の筋肉が強化されます。

バイパーを体の上方へ引く際には、主に上腕二頭筋、上腕筋三角筋前部が、バイパーを下方へ引く際には、主に三角筋後部と広背筋を刺激していけるかと思います。

また、腕を伸ばした状態で体を支えるため、上腕裏の上腕三頭筋も常に緊張を強いられ、強化されていきます。

バイパーに興味を持ったなら

トレーニング器具であるバイパーと、そのバイパーを使ったトレーニング方法を紹介してきましたが、ここまででバイパーに興味を持った人もいるかもしれません。

しかし、正規なViPR(バイパー)の購入には、ライセンスの取得が必要になるため、ViPRジャパンが提供する以下の認定コースを検討していくと良いかと思います。

ViPR LMT COMBINE 認定コース(1+2)

LMT COMBILE認定コース(1+2)は、バイパーを使った動きの基本や原則を学び、さらに中級者向けの応用方法などを学習していけるコース。

  • LMTのポイントの理解、ViPRを使うLoaded Movement Trainingの基本知識の紹介
  • 身体構造の主要組織における動作の姿勢を知る
  • 適切な指導法の理解、優秀なViPRトレーナーとしての重要な資質を実演し、評価する
  • プログラムのデザインと、その効果を評価するための戦略について説明する

(引用:ViPRジャパン

という4つの軸から構成されており、これからバイパーを使っていくにあたり、最低限必要な基本知識を抑え、体の構造や動きを理解しながら、如何にして効果的なバイパートレーニングを行ったり組んでいくかの学習を目的としています。

さらに詳しくは、ViPR ジャパンの公式サイトで確認してみましょう。

ViPR(バイパー)の購入について

そして、バイパーのライセンスを獲得したなら、ViPRの公式ストアにてバイパーの購入が可能になります。

バイパーには8種類の重さがあり、その価格は以下の通りです。

重さ 価格(税抜き)
2kg 19000円
4kg 24000円
6kg 26000円
8kg 30000円
10kg 35000円
12kg 41000円
16kg 43000円
20kg 50000円

(参照:ViPRジャパン

また、一本ではなくまとめて購入することも可能で、次のようなセットが販売されています。

セット名 価格(税抜き) 内容 特徴
ViPRコンプリート7本セット 239,000円 4kg, 6kg, 8kg, 10kg, 12kg, 16kg, 20kg 初心者から上級者まで対応可能
ViPRミドル5本セット 149,000円 4kg, 6kg, 8kg, 10kg, 12kg ViPRナショナルトレーナー推奨
ViPRライト3本セット 79,000円 4kg, 6kg, 8kg 初心者、女性、シニア向け

(参照:ViPRジャパン

 

ViPRと関係ないけどこれ良さそう!

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バイパートレーニング|ViPRという効果的な器具を知っていますか?のまとめ

トレーニング器具の一つであるViPR(バイパー)の概要から、バイパーを使ったトレーニング方法の参考例、そして、バイパーのライセンスと購入する際に知っておきたい価格などを紹介してきました。

今までのトレーニングとは少し異なったバイパートレーニングに興味が湧いたら、早速公式な認定ライセンス取得を検討してみましょう!

筋トレキャンプでした!

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